山崎
あったまった、熱燗。
大口
うーん、効く〜。
くるね、これ。
山崎
今生徒さん何人くらいいるの。
大口
40人前後。
山崎
さよちゃんがみてるだけで?すごい!
大口
下は小学校一年生、上は80代!
山崎
80代!
いろいろな年代の方と会えるのはいいね。
泣いちゃう子とかいる?
大口
うんうん、いる。
小学生の子とか。
山崎
さよちゃん自身は何歳から音楽始めたの?
大口
ピアノは5歳。
山崎
フルートもやるよね。
大口
フルートは小学校3年生から。
山崎
早いね。自分でやりたくてやったの?
大口
ピアノは自分でやりたいっていったらしい。
そのときから音楽以外、興味はなかった。あとは出来なかった。
山崎
高校も音楽関係?
大口
普通科だけどブラスに入ってた。
山崎
ブラスは大変そうだよね。
大口
大変だけど、やるんだろうなって思ってた。
山崎
運動してるイメージはたしかに無い。
大口
でも最近は走れそうってよく言われるの。
山崎
私も最初はそう思ったけど、一緒にいると動きが室内の人だもん。
大口
室内の人!光栄だわ。
山崎
青春だろうなぁ、ブラス。
私は逆に全然そう思われないけど運動部で。
大口
ね、ピッチャーだっけ、キャッチャーだっけ、バッターだっけ?
山崎
その括り、間違えてる!
センター。
大口
えっセンターは打たないの?
山崎
打つけど、括りがおかしい。
大口
ピッチャーとキャッチャーは合ってるでしょ?
山崎
うん、合ってる。
大口
センター以外は、ファースト、セカンド、
山崎
おぉ、よく知ってるー!
大口
内野フライ。
山崎
わはははは。
いいよ、いいよ。だいぶ覚えたね。
大口
ゴロは船長に教わった。ゴロゴロって転がるのがゴロだよって。
山崎
それ、覚えてない(笑)
私、ソフト部だったから、夏休みは毎日、朝練夕練あるんだけど、
常に吹奏楽の音が聴こえててて、同じくらいハードにやってる部活なんだなっていうイメージがあった。
大口
船長は真面目に部活に取り組んでたの?
山崎
うーん、真面目、、、
まぁ、そうだね。
大口
中学3年間?高校は?
山崎
高校はね、ソフト部のマネージャーだったの。
大口
へぇ。それ初耳だった。
山崎
初めて言ったかも、人に。
でもまぁ、マネージャーだから、試合の時しか出てなくて、
あとはバイトにあけくれてたから。
それでね、私の家から中学校が歩いて3分位のところで、
部活休みの日も家にいると、吹奏楽の音がずっと聴こえてたの。
だから、すごいスパルタなイメージがあって。
大口
私の時代はスパルタがちょっと和らいだ時代かも。
みんなで走ったりも私の前の代でなくなった。
山崎
大会とか出てたの?
大口
うん、出た出た。
山崎
強い学校?
大口
ううん、全然。
山崎
出るけど、敗退?
大口
まぁ、そうだね。
山崎
そこではフルートをやるの?
大口
そうそう。
それで、わたし中学の時はなんと部長だったの。
山崎
わお、すごいね。みんなに指導するの?
大口
そういうことはしなかったけど。
やっかみにあったり。
山崎
女の子はそういうの、大変よね。
中高やるってことはよっぽど深く関わってるよね。
しかもそのあと音大でしょ。
大口
そうそう、だからそれ以外考えた事が無いの。
山崎
音大はピアノ科?
大口
複雑なコースで、教育とか、いろいろやりましょうっていうコース。
山崎
学校の先生になりたかったの?
大口
全然。 音大に行ったのは、ポップス的な事をやりたかったけど、
親が音楽を勉強するならクラシックじゃなきゃだめっていうから、
音大行くしかないってことで。
山崎
いざ音大行ったらみんなすごいでしょ。
大口
まあ、いろんな人がいたね。
山崎
そこでさよちゃんはピアノとフルートをやるの?
大口
あと、声楽。
山崎
あっそっか、なんでもコースだもんね。
大口
声楽の先生はアーティスト気質の人だったから、抽象的な表現ばかりで。
先生のお腹を触ってごらんって歌ってくれるんだけど、お腹触っててもはぁって感じで。
山崎
わははは。いいな。そんな若いうちから、そういう人たちに触れられて運がいいね。
大口
そうね、両親に感謝ですね。
山崎
音大って4年?
大口
私は短大だったから2年となんちゃらコースに残ったから、3年。
山崎
ってことは、21歳で卒業だ。みんな卒業したらどうするの。
大口
全然関係ない事やってる人もけっこう多い。
山崎
さよちゃんは?
大口
私は演奏したかったからフリーターになった。
山崎
じゃぁ、けっこうずっと好きなことやってるんだね。
狙いがいいね。
そこまでやりたいことをやってるとさ、音楽家として生きていきたいっていうのがずっと心にあるでしょ?
だとしたら、ずっともやもやしてるよね。だって、そこが第一希望だものね。
大口
そうそう、だからさ、人前に出ても、これやってますって元気に言いきれないもどかしさみたいなもの、うつむかざるをえない感じ。
普通にしてりゃいいのに、なんか悩んでる風の何かはずっとあったかもなぁ。
山崎
悩める乙女だったもんね、さよちゃん。
大口
ね、そうでしたよね。
山崎
でも、良かったよね、悩める時期があって。
大口
ね、いまならそう思える。
山崎
でも早いよね、ずっと音楽に携わっていきたいっていうのが
小中くらいからあるわけでしょ。
大口
なんでだろうねぇ。
他の事も出来たらおもしろかったんだろうけど。
山崎
すごいよ、私なんて全く何も考えてなかった。
小さい夢はちょこちょこあったけど、
大学卒業しても、絶対これっていうのがあったわけじゃないもん。
そう思うと、音楽の道からずっと離れてないのがすごい。
大口
なんかね。そうだね。
やりたいようにやってきて、やっと最近楽しい。
山崎
最近はほんとに曲自体が変わってきたもんね。
フォークの印象強かったけど、ネクスト辞めて久々にライヴに戻ってきたときに
フォークの印象が薄くなってた。特に最近はほんとに脱フォークだよね。
意識的な事があったの?
大口
最近は完全にバンドの影響。
山崎
そっちがやりたかったの?
大口
いやいや、最初は一人でよかったの。
でも、いざ、バンドでやったらこんなに良い感じになるんだって。
今一緒にやってる、あっ、今回の3日の企画にも出演してくれるメンバーが本当にすごくて
いろいろ教わりました。
私の曲なんだけどイメージしてたのと全然違う感じになったりしてね。
それがまた良くて。
でも自信を持ってバンドで演奏したときに、昔の曲の方が良かったって
言われたこともあって、そこは本当にわからない。
山崎
いろんなこと言われるっていうのは良いことだよね、
印象に残らないほど悲しいことないものね。
大口
最近は若い女の子に良かったと言われるのがすごい嬉しくて。
昨日もライヴだったんだけど、「おもしろかったです、トークとかも。」って。
えっトーク!?って。
山崎
トークおもしろいよ、さよちゃん。
大口
若い女の子がちゃんと聴いてくれて、伝わるのが嬉しかった。
山崎
まぁ、沙世ちゃんの音楽、同世代とかそれより上には伝わりやすいもんね。
大口
かなぁ。
ひき続き、売れたいって目標がある。
山崎
売れたいってどういうこと?
大口
えっどうもこうもないけど、有名になりたい。
山崎
一花咲かせたいんだ。
大口
いろいろと都合がつくかなって。
山崎
なにそれ(笑)
大口
ほら、親戚とか。
山崎
お父さんとかお母さんは応援してくれてるの?
大口
一応ね。でも心配の方が大きいでしょうね。
山崎
でもさよちゃんは、妹さんもライヴ観に来てくれたりとか
家族仲良いよね。
大口
そうそう。
話戻るけど、みみちゃん(妹さんの名前)こそ、ほんとに部屋がきれいでね。
私の床に置いてあるものってなんなんだろう。
船長はCDはどこに閉まってるの?
山崎
テレビボードの下の引き出し。
大口
テレビボードかぁ。
収納する場所がもっとあればなぁ。
山崎
部屋に対してのモノが多いんじゃない?
よく片付けられない人が、広い部屋だったら片付けられるって言うけど、
片付けられない人は広くても散らかるよね。
私は狭くてもきれいにできるよ。
大口
狭い時は狭い時の量なの?
山崎
だってそれ以上買ったら、あふれちゃうじゃない。
大口
何が多いんだろう。
明日とか明後日とかに関わるものを目に見えるところに
だしておかないと忘れちゃいそうで怖いの。
山崎
気持ちは解る。
大口
たとえば、3日後に使う衣装とか。
山崎
それはない。書類関係ならわかるけど。
衣装はだって、クローゼットに閉まっておけばいいじゃない。
大口
衣装って言うか、小道具。
サングラスとかマント。
山崎
えっ職業、何だっけ?(笑)
大口
それいまタイムリーなの。教師演奏でハロウィンがあるから。
山崎
楽しそうだね。
大口
なんかね、これはここにしまうっていうのがあれば
しまえるかもしれないけど。
山崎
決めればいいじゃない。
大口
決められないのよ。
山崎
えっ。
あっ!でも想い出した!さよちゃんが勤めてたときに
当時はまだ色々あたふたしてて、冷蔵庫のジュースとかビン類を
きれいに出しやすいように作っておいてって
頼んだら、すごいパニックしちゃって。
どうやるの、どうやるのって。
大口
たしかに、それいま言われてもパニックする。
山崎
私にとってそういうことって
考えるまでもないことだったから、衝撃だったの。
大口
それそれそれ。
いまでもそう。
山崎
そうなると片付かないよね。
大口
入れたことを忘れそうなのが怖い。
山崎
あはは。でも使うから出すよね。
大口
そっか、出さないものは要らないのか。
前回の引っ越しの時、あんなに捨てたのにまだ捨てるのか。
山崎
出したい時に出せない方がストレスじゃない?
大口
でもいつ出したくなるかわかんないじゃん。
山崎
でもいつか出したくなるじゃん。
大口
そのいつどれくらいの頻度でどうなるかわからないから
それを決めるのがねぇ。
山崎
たとえば栓抜きだったら、絶対台所の引き出しが良いじゃない。
大口
栓抜きはわかる。
もっとね、際どいところでいうとマスキングテープとか。
山崎
マスキングテープ、私あの瓶の中。(と、部屋の棚の上を指さす。)
大口
でもさ、一度使うと明日も使うかもってあるでしょ。
だから、こうやってテーブルに置いとくわけ。
山崎
でも、こんな狭い部屋の中で、一度閉まってもう一度出すくらい、どっちでも良くない?
いま、いかにも上手に説明したって顔したけど(笑)
大口
除光液とか!微妙でしょ。ほら!
山崎
除光液は私は洗面所の棚に入れてあるよ。
大口
まるっきり真似したい。
次からはがんばる。
山崎
次は出来るよ。
大口
これ脱線しすぎだよね。大丈夫かしら。
山崎
そうだね。
まぁ、そうやってあーだこーだして
好きなことしかやっていないさよちゃんがいるんだね。
今は先生しながら
旅して歌いながら、月2、3回はネクスト入ってくれてるものね。
そして、ついに今回は初の共同企画をね。
大口
最初で最後の・・・
私はこれをもって企画は辞めます(笑)
山崎
さよちゃんもうね、参っちゃったもんね。
大口
ほんと企画する人てすごいなって思った。
私は出演するだけで精一杯です(笑)
山崎
そうだね、それがいいかも(笑)
それにしても今回は馴染みもありつつの豪華なメンツだよね。
大口
今回私が推薦したMIAMIの北山さんに関しては、日本の男性ボーカルで好きな人、3本の指には入るかも。
山崎
それはすごいね。
大口
男性で、良い言葉を言う人はたくさんいるんだけど
臭すぎず、上手で味があっていい声で。
っていう。すごいバランス。
山崎
ボーカルの北山さんはさよちゃんのドラムもやってるから、歌声はちらっと聴いたことはあるのだけど。
MIAMIさんを聴くのは初めて。
さよちゃんがMIAMIさん推薦してくれたのを軸にTenkoさん、キッチンさんにオファーしたんだけど。
どっちも大好きでね。
大口
素敵よね。
MIAMIさんはMCはいらないから歌い続けててって感じ。
山崎
セクシーだよね。
大口
そうそう。
山崎
色気って大切よね。
大口
いくつになっても。
山崎
そう思うと、今回は全組色気あるね。
大口
ほんとですかー!
山崎
しかも、11月3日がネクストの誕生日当日だから。
大口
正装で参ります。
山崎
いいね、私も正装しよう。
大口
これは贅沢な一日ですよ。
山崎
そんなこんなで、良いお誕生日にしましょう。
大口
よろしくおねがいします。
山崎
おいしかった、さよちゃんのお料理。
良い妻になれるよ。
ごちそうさまでした。
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大口沙世 プロフィール

新潟県生まれ・乙女座。
5歳からピアノを習う。
クラシックの基礎を学ぶため音大へ入学。軽音楽サークルにて色々なジャンルに触れ、うたうようになる。
卒業後はオリジナル曲を中心に活動中。今までに“マンモスのうた”“眼鏡劇場”の2枚のアルバムを発表。
2011年よりVocal講師としても活動。声と響きを追求する日々。
自身のステージでは、2013年より"大口沙世カルテット"を、従来の弾き語りと並行して展開中。

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