山崎みやこが飲み物を、そして対談相手がおつまみを用意して、気になるあれこれ、どうでもいいあれこれを話す、雑談のような対談。ちょいと、一杯いかがですか。どうぞお楽しみください。

山崎
今日は吉祥寺東急デパート屋上で対談したいと思います。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。お時間作っていただいて。
サカイ
いえいえ、宜しくお願い致します。
山崎
ここ、ミニ遊園地みたいで良いですよね。
サカイ
ね、こんな風になってるんですね。
山崎
今日、サカイさんがお酒が苦手ということで、お家で珈琲入れてきました。
ネクストサンデー近所の"fresco"っていう美味しい珈琲屋さんの豆。
まだ、あったかいかなぁ。
サカイさんがお酒飲めないイメージ、全然なかったです。
サカイ
えっ、そうですか。ネクストでもお酒は頼んでないはずです。
山崎
言われたらそうだって思ったけど。
ライヴハウスによくいるイメージだったから、つい酒のみかなって思ってました。
サカイ
たぶん、カルピス牛乳しか頼んでない(笑)。お酒は動悸が酷くて。
山崎
それは全然向いてないんですね。
サカイ
僕は美味い保証はないけど、サンドイッチ、作ってきました。
山崎
わぁ、うれしい。すごい!手作り!
二人
乾杯!
サカイ
おめでとうございます。
山崎
ありがとうございます、本当に。珈琲、どうぞ。
サカイ
うまい。
山崎
さっき挽いて、さっき落としてきました。
サカイ
ちょっとこのサンドイッチ、食べて良いですか。
不安でしょうがなくて。
山崎
絶対どうみても美味しいですよ、これは。
食べてもいいですか?いただきます!
おいしー!
サカイ
作りながら、バター塗って、キャベツの千切りをマヨネーズで和えて、
ベーコンとチーズのっけて。良く考えたら、めちゃくちゃ油の塊だなって思って。
山崎
私、油もの、すごく好きなんです。
サカイ
ほんと?ならよかった。すごい、さっぱりしたもの食べてそうだから。
これ、めっちゃカロリー高いなって思って。
山崎
カロリー高いもの、大好きです。
好きな食べ物何?って聞かれたら、だいたい、コロッケって答えます。
サカイ
そうなんだ。意外だなぁ。
山崎
サカイさんは、たくさんのイベントを組んでいらっしゃいますが、そもそも自分では楽器はやるんですか?
サカイ
いえ、全然。
山崎
まったく?
やろうと思ったことも?
サカイ
高校の頃にバンドをやってたんですよ。
多分、年が近いからわかると思うんですけど、高校の頃、バンドとかやってると
後ろ指差される時代だったんで、そんなにがっつりやってなくて。
就職するか、進学するか、っていう時に、進学してバンドをしたいって話を担任にしたら「ちょっと待て」って言われて。
誰かに認められて先があるならいいけど、そんな先も見えないようなことをがんばれとは言えないから、とりあえず一社だけ就職試験を受けてみろ、って。
そこに落ちたら好きなようにしていいからって言われて、受けたら受かった。
山崎
受かっちゃったんだ(笑)。
サカイ
そう、受かっちゃったの(笑)。
山崎
楽器はその時は何をされてたんですか。
サカイ
ベースがいないからっていうよくある理由でベース。
山崎
ベース!似合う!みんなを見守る感じ。
サカイ
僕は工業高校だったんですけど。
あっ、これも受かっちゃっただけで。
僕は運がよくて、生まれてこの方、筆記試験を受けた事が無くて。
山崎
えぇーー!どうやって?
サカイ
小中学校はまぁ、そのまま行くじゃないですか。
高校受験するときに、推薦入学ってものがあるらしいって知って、
商業高校と工業高校は推薦で通れば、面接だけでいけるらしいって話を聞いて。
勉強しないで入れるなら入りたいよねって受けたら受かっちゃった。
山崎
そんな方法あるんだって発見して、その道を選んだって賢いですね。
サカイ
だから受験戦争とか就職活動とかは全く無縁で、ほんとにのらりくらりやってきて、全部うまくいっちゃって、挫折とかもしたことないんです。
山崎
それはすごい。
サカイ
すごく環境が良くて。
山崎
就職が決まってしまって、ベースやりたかったのにっていう後悔はなかったんですか?
サカイ
全然なかったですね。
山崎
流れに乗るタイプなんですね。
サカイ
就職が決まったのが夏だったんです。バンドしたいって思ってたのが春くらいで。で、一社受けて、結果発表出たのが8月で、この1ヶ月くらい前に彼女が出来たんです。初めての。
そこらへんから、バンドとかどうでもよくなっちゃって(笑)。
山崎
あぁ、バラ色の日々が・・!(笑)。
サカイ
そうそう。
山崎
じゃぁ、彼女ができてからは音楽はやらなくなったんですか?
サカイ
やるんです、それが。
山崎
やるんだ(笑)。
サカイ
彼女が出来て、2年くらい付き合ったけど別れちゃって。で、その入った会社の女の先輩に初めてライブハウスに連れて行ってもらうんです。19歳の時かな。
山崎
へぇ。どこのライヴハウスですか?
サカイ
CLUB Queかな。
山崎
初めてがあんな有名なところだったんだ。
サカイ
クラブに行こうって言われていったんですけど、ライヴハウスだったんです。
その時のDJイベントが、ほんとに深夜に250人位入っちゃうイベントで、足の踏み場もなくて。これがクラブかって思ったのが、初めてのライヴハウス。
山崎
へぇ、それが19歳!
サカイ
それで、その連れて行ってくれた先輩と次の年に付き合うんです。
もともとバンドやってた子で、バンドを再開するんです。社会人バンドで。
山崎
その彼女と?
サカイ
そう。
山崎
その時もベーシスト?
サカイ
そう、ベースです。
それでその子と3年くらい付き合ったのかなぁ。
山崎
長いですね。
その彼女は何をやってたんですか?
サカイ
ボーカルです。ギターとドラムを「バンドやろうぜ」に載せて、メンバー募集したんです。
山崎
懐かしい!サカイさん、世代丸々一緒なんでしたっけ?
サカイ
ちょっと下ですよね、みやこさん。
山崎
私、76年です。
サカイ
じゃぁ、一個下だ。僕75年です。
山崎
そうなんだ、まさに同世代。
メンバー募集ってどういうシステムでしたっけ?
サカイ
掲示板です。「バンドやろうぜ」に手紙を送って掲示板に住所とか全部載せて、
それを見た人から、手紙が来るんです。
山崎
いま、思うとすごいですよね。住所載せるなんて。
私も音楽好きのお友達募集みたいなのに掲載してもらって、手紙交換とかしてました。
だから、自分の住所とか全部載せてた。今の時代からは信じられないですよね。
サカイ
ね、すごい。
山崎
バンド熱もどんどん高まっていったのですか?
サカイ
いや、別れたと同時に辞めたんです。それでしばらく観る方ばっかりで。
山崎
やっぱり流れに乗るんですね。そもそも音楽に目覚めるきっかけになったアーティストはいるんですか?
サカイ
えっと、音楽に目覚めたきっかけが、フェアチャイルドってわかります?
山崎
大好きでした!YOUが素敵でしたよね。
サカイ
あぁ、そうなんだ。フェアチャイルドが大好きで。紅茶のお酒のCMで入ったんです。
その後は、大江千里、渡辺美里、谷村由美とか、あの辺が好きだったんですよ。
山崎
あの辺ですね。
サカイ
僕のイベントでピアノ弾く女の子が多いのは、あの辺がルーツだからだと思う。
山崎
そうですね、そうですね。
あぁ、でも一貫してますね。好きなライン。
サカイ
でも、今思うと、ほんとに最初に音楽に入るきっかけは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」かなと思って。マーフィーが、「ジョニーBグッド」弾くシーンを見て、かっこいい!って思ったのが
一番最初かなぁって。多分、小6か中1。
山崎
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は小さい頃、強烈に残りましたよね。
かっこいい!いつか自分でやりたい!ってなった感じ?
サカイ
うーん、CDを買うきっかけになったって感じかな。
それは買わなかったけれど。
山崎
買わないのか(笑)。
あれですよね、私たちの世代って、カセットからCDに移っていく時代じゃないですか。初めて買ったCDってなんですか?
サカイ
フェアチャイルドです。
山崎
あら、ませてますねぇ。
サカイ
ませてますか?
山崎
ませてますよ。私、うしろ髪ひかれ隊。
サカイ
それ、すごい最初じゃないですか。小学校とかですよね。
山崎
そうです。たぶん小6くらい。CDっていうのが出たぞっていってすぐ買いに行って。
そのとき、工藤静香が大好きだったから、うしろ髪ひかれ隊、買いました。
サカイ
で、僕が打ち込みとかが好きなのは、フェアチャイルドからきてるんですよ。
それで、フェアチャイルドが好きな理由を考えてみると、小学校の時に観てたポンキッキとかの影響なのかなぁと。音楽が完全にニューウェーブだったんですよ。
あの辺がルーツなのかなぁって思います。
山崎
ポンキッキの音楽ってとてもおしゃれでしたよね。
子ども番組と言いつつ、ちょっとぶっとんでるところありましたよね。
いま思うと、大人が楽しんで作ったものだなぁと思いますね。
けっこう、日本の音楽中心に聴いてたんですか?
サカイ
洋楽はほんとにとっかかりが無かったから、全然聴かなかったんです。
高校の時にバイトしてた本屋さんで好きだった女の子が、オールディーズのバーとかで歌ってる子だったんです。それがきっかけで、けっこう聴いたかな。
山崎
やっぱり、歌う子が好きなんだ。
サカイ
そうですね。
1 2 3

10周年トップへ

ページのトップへ


cl