ゆっこ
ママ
勢いなのよね。私も勢い。
前、働いてたお店でね、お店出す出す、出しますって言ってたら、いつ出すのってなっちゃって。
えーみたいな。後に引けなくなっちゃって。
山崎
そうですね、勢い、大切ですね。
ゆっこ
ママ
勢いでやっちゃった方がいいよね。
山崎
うん、逆に先にいろいろ考えすぎちゃって、綿密なプランとか立てちゃうと出来ない気がする。
服部
僕、今まさに、それで。勢いで年内までって言ったものの、来年が未定過ぎて、、、(笑)。
そういえば今、対談中なの。
ゆっこ
ママ
そうなんだー。ねぇ、ノンケの可愛い子見つけちゃってさ。(携帯を服部さんに見せる。)
服部
えー、どれどれ。
山崎
うちのPAの坂元さんもすごくゲイの方に人気があるんですよ。
服部
あぁ、坂元さんは人気あるでしょうね。うん、あれはあると思う。
山崎
ゲイの方に聞いたことがあるんですけど、例え相手がノンケでも、ちょっと触れたりしたときに目覚める事があるって。そういうものですか?
ゆっこ
ママ
食えるか、食えないかはすぐわかりますね。
本当にダメな子は本当にダメだから。
昨日もノンケが3人位来ましたけど、ちょっと触らせてって言ったりして、触るんですけど。
拒否しないで、あぁ、、、みたいな人はそのままいけちゃいそう。
山崎
そういう子は目覚める可能性があるってこと?
ゆっこ
ママ
可能性、、、ゲイになる可能性ってよりは、ワンチャンの可能性(笑)。
服部
そう、ワンチャン。僕、対談の内容、これやだ(笑)。
ワンチャンの話、、、(笑)。
山崎
(笑)。ゆっこママはタイプはどういう方なんですか?
ゆっこ
ママ
おっきくて、プロレスラーみたいな感じ。佐々木健介さんとか。
山崎
おぉ、たくましい感じですね。
服部
ゆっこママ、面食いだよね。
ゆっこ
ママ
うん。
山崎
面食い同士なんですね(笑)。
ゆっこ
ママ
(またもや服部さんに携帯を見せながら)この子みて、トレーニング中なんだけど。
服部
わぁ、これはモテるね。ノンケ?
ゆっこ
ママ
うん、ノンケ。
服部
これはすごいね。これ、すごいわ。可愛いね。
山崎
そうなんだ。見たい!わぁ、確かに可愛らしい。
ゆっこ
ママ
21歳。
山崎
なんとなく、タイプがわかってきた。
服部
高円寺とか多いんですよ。それだけで行っちゃう。可愛い人いるよって。
ゆっこ
ママ
そう、ゲイって全国各地に行くの。可愛い子に会いに。
服部
そう、行動力半端ない。既婚者に比べて財力があるのもあると思うけど、
30歳オーバーのゲイの人たちって、ゲイのイベントとかおっかけて沖縄行ったりするから。
ゆっこ
ママ
そう、財力使わないと。
山崎
すごい、パワフルだなぁ。
ゆっこ
ママ
もう、貢いじゃいそう、こわーい。もう行く。じゃあ、店長もまた!
山崎
はい、また!
服部
またね。
ゆっこ
ママ
またね うふふふふ。
山崎
店長さん同士の交流があるんですね。
服部
まさに、こんな感じです(笑)。
ライヴハウス同士って交流あるんですか?
山崎
他のお店さんはわからないけど、私はけっこうある方だと思います。
服部
そうなんだ。ライヴハウスやるときは近隣のところへ挨拶って行きました?
山崎
同じビルの方々には挨拶行きました。音も出すし。
あとは、今まで自分が顔を出していたライヴハウスさんにはご挨拶に行きました。
やっぱり仲良くしたいなって思うので。
服部
それも人それぞれの価値観がありますよね。
この場所は新千鳥街という老舗の場所なので、全く行ったことが無いお店にも顔は出したりして。
頑張ってねって言ってもらったり。
ライヴハウスは、音出すから近隣トラブル、大変そうですよね。
山崎
うちは運良く全くないんですけど。
服部
音出しNGな物件だったはずなのに、、(笑)。
山崎
ね、なぜか(笑)。
服部
僕は、こんなに一つの仕事に向き合ったのは正直なところ、初めてだったんです。
昔、テレビ局関係の仕事で会社員をしていて、その時はそればっかりだったんですけど。
その後、カメラマンに興味を持って辞めてからは、本当にフリーターしながら、イベントもして、色々手を出して、、っていうのが6、7年あって。
自分のやってることが経済的に直結するっていうのはお店を出してからが初めてだったんです。
イベントにしても、今まではイベンターの立場でやっていたんですが、自分が店をやってみると、店が痛手を負ってることって多いんだなっていうのがわかっちゃったので。
出演者にも説教するようになっちゃった(笑)。もっと、お客さん呼ばないと、、、とか。
山崎
両側を知って初めて言えることってあるでしょうね。
服部
信頼関係を気付いてないと、出演してくれていてもお客様になってしまうので。単に呼んで頂いたから出ましたっていう。それはやっぱり嫌だなと思いつつ。
いまも悩みながらオファーしています。
今回の23日のイベントもアニバーサリーだし、絶対周君だなって。
山崎
うん、うん、すごく嬉しかった。周さんの名前があって。
服部
僕の中では、レイナさん=ネクストサンデーってよりは、周君=ネクストサンデーなので。
それにMACARONICaもアカクロも、僕が関与していないところで、ネクストサンデーと関わってくれてるから、すごく嬉しい。
山崎
そうなの、みなさんお世話になってる方ばかりで。
だからあのメンツを見た時、ものすごく嬉しかった。
MACARONICaのりえちゃんもすごく好きで。表面的にはあまり似ていない感じなのですが、中身が似てるんじゃないかなって勝手に思ってるんです。ツイッター観たり、ちょこっと話したりすると、似てるなぁって。
服部
彼女はクラシック育ちなんで、ライヴハウスでライヴをするっていうのは僕のイベントが最初だったんです。そこからやりたいことが固まってきて、一時期は違う方向でやっていきたいってなったけど、
いま戻って来てくれてるから。
ああいうインストのバンドと歌ものの人たちが組むのって異質だと思うんです。
もしかしたらアウェイかもしれないっていう。冒険をさせているというか。
山崎
そこが魅力ですよね、服部さんのイベントは。
良いものは良いんだっていう。
服部
僕は好き勝手やるのが好きなので、これとこれを組み合わせたらおもしろいんじゃないってやってるんですけど、出る方にとっては重荷になってるかもしれない。
でも、その重荷もおもしろがってくれる人に出てもらいたい。
山崎
そうですよね。それに主催してくれる方が、いい加減な気持ちじゃないってわかってる時点で、
頑張りますよね。情熱を持って組んでくれてるんだって感じることができたら、それは絶対出る人も嬉しい。
服部
やっぱり、意識しないと気持ちって伝えずに過ごしちゃうので、良いものは良いってちゃんと伝えないとなって思いました。
こっちが勝手にすごく良いなって思っていても、ちゃんと伝えてないと、向こうは不安かもしれない。
ミュージシャンの方々も音楽との関わり方が人それぞれだから、難しいですよね。
最近、僕も歳を取ったし、周りも歳を取ったなって思う場面が多くて。
僕はイベントのスタンスはずっと変えてないんです。
自分の良いなって思った人を、来てくれたお客さんに伝えるっていう。
でも出演者さんは変わっていって。30歳が基準な気がしてます。
30歳でこのままで良いのかって人もいれば、僕で良いなら出来ることはやるよって言ってくださる方もいて。
それこそ、林レイナさんって方が身近にいて、あの人は、いくつになっても新しいバンドをやったりとか、冒険心を忘れないというか。
ああいう方が身近にいるから、自分もそっち側でいたいとは思っています。
山崎
レイナさんはお子さんもいらっしゃるし、動き続けているのはすごいと思います。
やりたいなって思いがあっても、子育てをしながら動くってとっても大変なことだと思います。
服部
そうですね。でも、終わってしまうのも寂しいですよね。
今回のcamyは、ライヴ自体1年ぶりなんです。
僕はずっと誘っていたんですが、出来る状況ではなかったみたいで、向こうは向こうでずっと断り続けてるのは申し訳ないって思ってくれてたみたいで。
僕は、状況が整うまで待ってるよって思っていたし、そうやって時間があいてしまってもやってくれる方がいる間はやっていたい。
僕が待ってますって言える環境は築いていたいなって思います。
向こうの準備が整う前に僕がやめちゃうのは嫌だなって。
山崎
ちょっと離れちゃった方が、数年後にまた出てくれたりした時に、あぁ、嬉しいって思いますよね。
私もそういうこと、あります。お店開けてて良かったって。
服部
最近、ライヴ活動をしている方が当たり前に音楽を続けてるって思ったらいけないなって思います。
33歳になってくると、あの人音楽やめたよって人もけっこう出てくるし。
山崎
観たい時を逃しちゃいけないなって思いますね。
本当に時が経つごとに、「また今度」が通用しないことが出てきますよね。
大御所のアーティスト対しても思います。
ポールにしても、ディランにしても、この機会に行かないともう会えないかもって思いますし。
服部
僕はネクストサンデーがあって本当に良かったです。
ネクストサンデーがなかったら、ライヴイベントを続けてたかって言われるとどうかな、、って。
山崎
いやぁ、嬉しい。涙出ちゃう。
服部
ほんとに良かったです。
自分がお店やってみて思ったんですけど、例えば、自分が2年とか休んで、またネクストサンデーでやろうって思っても、変な話、ネクストサンデーがあるかどうかもわからない。
お店って、ずっとあるのが当たり前じゃないんだなって思います。
山崎
そうですね、常に勝負ですよね。
それに、基本の部分が変わらなかったとしても、人間の気持ちっていうのはどんどん変わるものなので、
「絶対」っていうのはなかなかないんですよね。
だから、いまやれることを一生懸命やらないとって常に思います。
服部
そうですね。お店始めて、外でイベントを開催するのは難しいなって思ってたんですけど、
周りにいる人、たとえば、レイナさんが、すげぇ、レイナさんの話ばっかりだな(笑)。
無理やりにでもライヴをやってやる、みたいな精神でやっていて。
大変な状況の中でライヴをやってくれているんだってことに感謝しなきゃって思ったり、自分もお店始めたからイベントは難しくて、、っていうのは嫌だな、言い訳したくないなって。
山崎
うん、すごくわかります。
好きな人の提案には可能な限り、イエスと言いたいですよね。
服部さんはエネルギーあるから、ここが終わっても数年後が楽しみですね。
服部
僕はゲイなので、子供はこの先作らないと思うので、だとしたら、お店だったり、写真だったり、僕がやることをおもしろがってもらわないといけない気がして。
来年から、お店はなくなっちゃったけど、おもしろいことやってるなって人でいたい。
山崎
私、思うんですが、カメラも、イベントも、店も、人を見る仕事じゃないですか。
服部さんはきっと、人を見たり、観察したり、見守ったりするのがとっても好きなんだと思うんです。
全部それだから。服部さんはずっとそうなんだろうな。
服部
そうですね。昔は何の自信もない人間だったんですけど、今は何があっても大丈夫って思ってるんです。
店舗が無くなるのもスタッフのみんなは不安な部分はあるかもしれないと思うんですが、
僕は来年からの方が楽しみじゃないって思っています。
それは、周りにケツを叩いてくれる人がいるので。
写真もどうしようかなって思った時期もあったんですけど、自分の写真が好きだっていってくれてる人が
ケツを叩いてくれているし、イベントも何度かこれはもう限界かなって時期もあったんですけど、
お客さんから次やんないのってケツを叩いてもらってるので、それで続けています。
山崎
私もそうですけど、お客さんによって生かされてるようなところありますよね。
私も、あぁ、もうダメかも、、思っても、このイベントにあんな素敵な方がOKくれたからもうちょっと頑張れそうな気がする、、、!って。それの繰り返しです。命頂いている気がします。
服部
イベントのオファーって、恋愛みたいですよね。
山崎
ほんとに、焦がれて、オファーしますもんね。
返事が来た時の喜びはすごいですものね。それだけで1日嬉しい。
服部
ネクストサンデーとの出会い、本当良かったです。
出会いってたまたまじゃないですか。
お店とかやっていても、人と人が繋がっていくのを見るのがおもしろい、
この人とこの人が繋がった!って。
一番おもしろいって思ったのは、レイナさんと浅香が組んだ時。
こういうことがあるんだって。
山崎
組む側としては繋がっていただくことが喜びですよね。
服部
繋げることに一番費やしている気がする。
山崎
うんうん、私もそうです。自分では何も出来ないですけど。
繋がってくれたらいいなって。
服部
今は、おもしろいなって思えているうちは大丈夫だなって思っています。
山崎
そうですね、お互いに。どこまで突っ走っていくか。
服部
身体第一、ですけどね。
山崎
そうですね(笑)。
服部
11月はお忙しいだろうから気を付けて。
山崎
服部さんに会うのは後半だから、だいぶ老け込んでるかもしれませんが(笑)。
でも服部さんに会えることを楽しみにがんばります。
豪華すぎるメンツだから、心して出勤いたします。
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服部敦 プロフィール

2007年から写真家として活動中。
2008年音楽イベントのオーガナイズもスタート。他にも作詞・ゲイバー店主等幅広く活躍中。様々な対象に多様なアプローチで自分の価値観を発信し続けている。
音楽イベントをはじめたきっかけは、みみずくずの林レイナ。世界一好きな歌は「愛しい人」

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