山崎そのそも10代はレコードを聴いてたんですよね?

カノミ最初の頃はソノシート。

まったりーフッカーアニメソングとかはみんなソノシートだった。

カノミそうそう。雑誌の付録についてることが多かった。小学校1年生とか。

まったりーフッカーなんか付録で手製のレコードみたいなのがあって。

カノミ針もついてて、段ボールみたいなので、なぞると音がする。

山崎音はふよふよしてるの?

カノミちゃんと安定した速度でやらないと(笑)。

まったりーフッカーわはははは。

カノミ今でいうDJみたいな感じ。あれの原型かもしれない。

まったりーフッカーそうですよね、スクラッチとかってありましたもんね。

カノミあと昔は怪獣ものとか、ウルトラマンとか流行って、それはだいたいソノシート。まだね、シングル盤もすごく全盛期だった。45回転で、真ん中にパカってつけて。

山崎レコードから、カセットになって、CDが出たときに、音の感じが全然違ってしょんぼりしなかったですか?

カノミそれはあった、なにこれって。まずブチブチ、、っていうのがないし。

山崎でも、わぁ、新しい、嬉しい、取り入れたい!みたいな気持ちもあったり?

カノミっていうかレコードが発売されなくなっちゃったから、CDに変えざるをえなくなっちゃって。ただね、CDになってよかったのは、なかなか再発されなかったレコードがけっこういっぱい再発されて容易に手に入るようになったの。前は、中古レコード屋を必死に探して、やっと見つかったと思ったら、5,000円とか8,000円とかいって、、、とても買えないなぁって思ってたのが本当に適正な値段で買えるようになって。

まったりーフッカー生を。

カノミ俺も生を。

まったりーフッカー紅ショウガの串焼き3本。

カノミあとアジフライ。みやこ店長はLPでしょ?

山崎私はカセット。

まったりーフッカー販売されてるカセットじゃなくて、録音したヤツ?

山崎どっちもです。私が子どもの頃はゴールデンタイムに音楽番組がすごく多くて。しょっちゅう録音してました。だからその歌手のセリフまだ覚えるくらい何度も聴いてた。

カノミエアチェックってやつね。

山崎そうです。それでアルバムは販売されてるカセットを買ってました。

カノミレコードってよりカセットを買ってたんだ?

山崎レコードはもう誰も聴いてなかった。

まったりーフッカーほんとに?

山崎はい、私の家もそうだったし、周りの誰も聴いてなかったですね。

カノミそうなんだ。CDにはなってた?

山崎小学生の時にどんどんCDに移行していって、私自身は確か、小学5年生の時に初めて買いました。「後ろ髪ひかれ隊」のCD。

まったりーフッカーあはははは。貸しレコード屋ってなかった?

山崎なかったです。

カノミへぇ、ないんだねぇ!

山崎でも群馬だからかもしれない、、、群馬は遅れてたから。私は中学校の終わりくらいからは東京までCDを買いに来てた。私は町に住んでたから、隣の市まで行かないとCDを売っているようなお店はなくて。
お二人ともご出身はどちらでしたっけ?

まったりーフッカー僕は鎌倉市。

カノミ東京。

山崎二人ともシティボーイだったんですね。

カノミみかけによらず(笑)。

まったりーフッカー僕は野山を駆けずり回ってました(笑)。

カノミそういう意味では、音楽とか芸術とかに接するにはいい条件だったと思う。

まったりーフッカー町の中でレコード屋さんって何軒か限られてて。どこに何があるっていうのを友達たちと情報交換して。

カノミたぶん、高校の時だったと思うけど、タワーレコードが出来て。渋谷に。

行ってみたら、ここは日本じゃないって感じで。輸入盤がものすごい数売られててびっくりしたね。

山崎その時も試聴機ってあったんですか?

カノミえ〜、どうだろう、、、あったのかなぁ。

まったりーフッカー町のレコード屋だと、お願いして聴かせてもらってね。

カノミね、そうだよね。

まったりーフッカーなんか逃げづらいっていう(笑)。あはははは。

カノミそうそう、聴いたら買わざるをえないみたいな感じでね。
でも本当にタワーレコードに初めて行ったときはびっくりしたよね。数がすごいんだもん。フロアごとにジャンルも全部わかれてるし。

まったりーフッカーあそこのT字の坂おりたところの2階ですよね?

カノミそう、今の渋谷の場所じゃなくて、前はセンター街の奥の方にあった。

まったりーフッカー交番のあるY字のとこの。渋谷公会堂のところからの坂道のぶつかったところ。

カノミよく行ったね。

まったりーフッカー当時はたくさん買えないから、それだけって感じだった。今は情報がたくさん入るから、これが欲しい、と思ってもいろんな情報が入ってきて、こっちも良いなっ思ったり。

カノミ昔は、例えば、欲しいレコードを買いに行くと、いっぱいあるのよ、他にも。これも聴いてみたい、あれも聴いてみたいってなって。

まったりーフッカーそう、でも買わなきゃいけないから(笑)。

カノミそうそう、今みたいに簡単に聴けないから(笑)。だからほんとに何時間もお店にいてね、どっち買おうかなって。ジャケットはこっちがいいけど、こっちに入ってるこの曲好きなんだよな... とかね。それの繰り返しだったかなぁ。今はね、1曲だけ買えたりするけど。でもやっぱジャケットがすごく好きだったね。
買ってきたレコードのジャケットを飾るでしょ。それだけでインテリアになるから。定期的に変えたりして。

まったりーフッカーあ〜、そうですよね。僕は匂いが好きでしたね。

カノミ昔さ、ジャズ喫茶っていうのがあって、新宿とか吉祥寺とか渋谷にあって。そういうところによく出入りしてたんだけど。

ジャズを専門に聴かせてるところで、おしゃべり厳禁なの。「コルトレーンのレコード聴かせてくれ」って感じでリクエストも出来てね。

珈琲一杯で何時間も粘ったりして。俺が行ってたのは、もう末期の頃かなぁ。

まったりーフッカー鎌倉も1軒ありましたよ。"イザ"っていう。

カノミジャズバーとかじゃなくて、ジャズ喫茶だから、音楽道場みたいな感じで、みんなでじーっとして聴いてる。

まったりーフッカーそれ何歳くらいですか?

カノミ大学生だったから、18歳くらいかな。でも高校の終わりの方からちょこちょこ行ってたのね。

まったりーフッカー早いですね。僕はお酒飲むようになってから。

カノミなんかスケッチブック持って、ジャス喫茶行って、こう、、スピーカーとかをスケッチしてね(笑)。

まったりーフッカーわははははは(笑)。

カノミジャケットをスケッチしたり、そういうことをしてた。でね、そのわきに詩を書いたりするの。

まったりーフッカーあはははは(笑)。なんかそういう気分になるんですよね。

カノミすごくね、大人になった気分で、これ言っていいのかな、タバコをね(笑)、吸ったりね。あの当時はゆるかったから。高校生の分際で酒も飲んでたし。あはは。

まったりーフッカー何を勘違いしたか、親父のお土産の葉巻をみんなで吸おうってなって、子供が喫茶店で葉巻吸って、浮きまくって(笑)。

カノミあははは。今だったら、補導されて大変なことになっちゃう。

山崎ほんと今だったら、ツイッターにあげられちゃう(笑)。

まったりーフッカーツイッター、すごいですよね、ほんと。

カノミ今はどうかわからないけど、音楽好きな子は映画とか絵とかもみんな好きな子が多かったね。何かひとつだけじゃなくて。だから映画の話も音楽の話も演劇の話も普通にしてたかなぁ、全部。ほら、音楽だけしか話が通じないっていうんじゃなくて。

山崎娯楽も今ほど多くないですもんね。

カノミうんうん、それはある、確かに。逆に言うと、あるひとつのものに人気が集中しちゃう傾向があった。今は意図的にそういうのをやってるのかなって感じはするんだけど、、、

たとえば、「エクソシスト」っていうオカルト映画があったんだけど、ほぼクラス全員が観に行ってた。

まったりーフッカーそのとき「愛と誠」とかやってた?

カノミぎゃはははは、やってた、やってた。みやこ店長知ってる?

山崎うーん、知らないです。

カノミ純愛映画なのかな、あれ。

まったりーフッカー梶原一騎のね、作品でね。なんか気合が違うみたいな、、、ぎゃははは(笑)。

山崎えっ、気合?どういうこと?

カノミあの岩清水がさ「僕は君のためなら死ねる」とかいって(笑)。あははは。

あと「明日のジョー」とかもすごい好きでね。あれもある意味壮大な恋愛の物語。

まったりーフッカーにょにょーんって(笑)。

カノミよくモノマネしてたよね(笑)。

山崎みんなが知ってると、それだけで楽しそうですね。

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