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松山の旅 その2

乗る予定だった便を見送り、
空港中をあちこち眺めながら。

次便を待つ。

友人はまだ
心なしか、遠い目をしている。

間抜けなことをやってしまうことに慣れている私は
ぶらぶらと浮かれているうちに、
ついつい、Tシャツまで購入。

我ながら
のんきなものです。


広い空港内をあちこち歩いていると
あっという間に時間がやってきて、
今度こそ、無事に乗り込む。

飛行機はがらがら。

平日だからかなぁ。


座席。

ちょうど、羽のところの窓際。

雲と空の美しい線に見とれているうちに
眠りに落ちる。

目が覚めると。
飛行機はもう着陸の準備をしているところ。

下降していくにつれて
緑の多い、のどかな風景が目に飛び込んでくる。

少し、黄色がかっている、緑のいろ。
ノスタルジック!
懐かしい気すらしてしまう。


到着した松山空港。

あまり大きくなくて
私でも迷わないような、安心できるところ。

ほっとするような土地だなぁ。


到着が予定より、だいぶ遅れたため
行こうと想っていた、伊丹十三記念館は断念。

あぁ、無念。

次回は必ず。


数日前から、へろへろだった私は
ホテルについて、腰をおろすと。

体がふわふわと浮いていくような感覚の中、
松山の旅に想いをよせながら。

うとうと と 眠りに落ちたのでした。

つづく

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羽のところ。

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ねぼけて、砂糖をこぼす。

松山の旅 その1

月曜日、火曜日と旅に出る。
行き先は松山。


出発の朝。

私にとっては、早朝。


眠い目をこすりながらも
いざ、電車に乗り込むと、
わくわくがはじけそうに。

浜松町からのモノレールの中。


私の向かいの席では
不倫していると想われる二人が、
今後についての話を繰り広げていた。

空港に行くみんなにも
いろいろな事情があるんだなぁ、なんて
のんきに考えているうちに。

あっという間に、羽田に到着。


余裕があるので
空港内をてくてくと。

行ったり、来たり。

飛行機に慣れていない、私にとっては
空港も立派な旅先。

旅に出かける人たちの姿をみたり、
空港で働くみなさんの姿をみたり、
なんだか、わくわくする。

動き回っているうちに
小腹が空いて、力がでなくなったので。

ふと、目に入ったカレー屋さんに
入って一息。

カレーを食べながら
一緒に行く友人と、
何をしよう、あれをしよう、と
盛り上がる。


作戦会議も終わり、
いざ、出発!

荷物をもって、
のんびりと歩き始めたとき、
友人の顔が真っ青に。

 時間がない!走って!


わたしはその意味をとっさに
理解出来ないまま、とにかく、走る。


走り着いた先にいた
キャビンアテンダントさん?に
連れられ、さらに走る。


なにやら、連絡を取ってくれている
お姉さん。


息をのむ、私たち。


  今からですと間に合いませんので、
  次便でお願いします。


ほ、ほぇーー
ぼーっとする私。

が、がーん
さらに顔が青くなる友人。


そう。
なんと、私たちは空港にいながらにして
飛行機を逃してしまったのです。


次便は、1時間40分後・・・・


まぁ、こんなこともあるよ、と私。
なんでこんなことに・・・、と友人。


こうして、
がんばった早起きの分、
空港で過ごすことになった旅のはじまり。


こんな旅もあります、きっと・・・。

つづく


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空港はたのしい。

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のんびりしすぎた現場、カレー屋さん。


 

た び

年が明けて。
丑年がやってきて。

ばたばたと
過ごしていた、数ヶ月。


あらら、呼吸が浅いなぁと
想う日が多くなってきたこの頃。

小屋も大好きだけど。
ちょっと、外に出かけよう。

というわけで。


出かけてきます。

たったの1泊2日、だけれど。
日光を沢山浴びて。

大きく、深呼吸。
してきます。

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牛ではないですが・・・

小学生日記

 "小学生日記"


今年出逢って、
大好きになった作品の一つ。

お風呂場にもっていったり、
枕元にもっていったり、と。

繰り返し、読む。


疲れているときにも
うれしいときにも
心にじわぁっと染みいる。

本を読んでいる間
美味しいものを
どんどん吸収しているみたいに。

元気になれる本。


小学生の視点で描かれた日常。


まっすぐで
くやしさも、うれしさも
本から飛び出しそうに。

爽やかな、文章。

き ら め い て い る!


こんなにも
きらきらしている文章に出逢ったのは。

どれくらいぶりだろう。

胸がときめく。


この本には
やわらかい光が差し込んでいる。

悔しい話にも、怒っている話にも。
やわらかい、光が、ある。


いつだって
不安と期待でいっぱいで、
顔に出て、恥ずかしくなって、逃げたくなって。


あぁ、こんなこと言ってもらえた!
あぁ、こんなことしてしまった!

涙 や 笑い や 怒り


が自分の頭ではなく
心と直接結びついているんだ ということを。


想い出すような、そんな作品。

私も小学校の時。
作文を書くのが大好きでした。

夏休みの感想文の宿題も。
どんな本を読んで
どんなことを書こうか。
楽しみで仕方がなかったのです。


"小学生日記"のような
文章はもちろん書けませんでしたが。


日記だったり、
作文だったり、
大好きな本をそのまま書き写したり。

そんなことばかりをしていたような。


文字をかくこと、というのは
書きながら、その文章に魂を吹き込んでいくような作業。


だから私は
文字を書いたり、読んだりすることが
とても好きです。


そして、
読んでいるだけで、
まるで、本人に逢ったかのように
エネルギーをもらえるこの作品は。

ずっと手元に置いておきたい、大好きな本。


同じく、華恵さんが書いた作品、

"本を読むわたし―My Book Report"

もとても素晴らしい本です。


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帰る場所

東京にくる理由。


きっと
いろいろある。


東京でしかできないこと、
やろうと想った人

東京でしか見られないもの、
見たいと想った人

東京なら何か出来る、
そう想って来てみた人

東京には
たくさんの夢があって。

それと同じくらい、絶望もある。


人も出会いも情報もあふれていて。


毎日、押しつぶれそうになりながら
過ごしている人も。
何をしたらいいのか、わからなくなってしまった人も。


きっとたくさん。
いるのです。

東京で過ごして。

十数年。

田舎に戻っていく人を
何人か見送りました。


田舎に帰るとき。


みんな少し寂しそうに
バツが悪そうに

しているけれど。


帰る場所があること。


これは とても素晴らしいこと。


疲れたら
自信がなくなったら
寂しくなったら


 帰る場所がある。


これは本当に
素敵なことだ。

  
    

その人がその人のテンポで
生きていくために。
いつだって
何度だって帰って、
何度だって戻って。


わたしたちは
いつだって
何度だって見送って
何度だって迎える。

帰っていける場所。

戻ってこれる場所。


どこに居たって
その場所は 愛すべき場所になる。

また どこかで 逢いましょう。


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モーラ

眠る前に。

よく、ぱらぱらと。
眺める本。

文字が少ない分

私の中で
広がる部分がとても多くて。

広がった想いを
ぽわぽわと浮かせながら。

眠りにつきます。


モーラ。


モーラは
きっと

誰の中にも
いるのです。

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